September 9.2010
ビーチ天国〜イビサの幻影
直島はイビサだった。
写真は無い。なぜなら海水浴をしていたから。
島唯一の海水浴場には海の家も無い。
監視員もいないが、大きなブイが浮いていて
そこから飛び込むのは非常に気持ちよかった。
アートフェスな女の子のグループは、夏の江の島では見かけない
初々しいオーラを放ち、この夏初めての水着になっちゃいました的な無邪気な海水浴。
ブイの上から青い海に飛び込めば、それはまるでいつか見たポカリスエットのCMのよう。
そんな中、私と中学生の息子は、旅行前に釣り具店で仕入れた銛で
魚を捕ろうと企んでいたのですが、間違って女の子を刺してしまいそうだったのでやめて、
シュノーケリング、シュノーケリング。
そこまで水は澄んでいないけど、それでも泳いでいる魚が見えました。
そんな夕暮れ、ベネッセハウス方面の沖から
巨大な魚が3匹。
と思ったら、巨大な美女が3人ビキニのまま延々と泳いでくるではないか。
延々と?遠泳と?
まあどっちでもいいが、遠泳して来たと思ったら
そのポカリスエットのブイの上にひょい!と乗っかり
しかも3人。多分ポルトガル人。もしくはスペイン人。推定身長180センチ。
水に濡れた、必要最小限のビキニで腰に手を当て仁王立ち。
その様子は、私達からはちょうど夕日と逆光で
とてもとても、ここはイビサとしか思えないようなシルエット。
しばし私と中学生の息子唖然とし、見とれる。
そんなことがイビサで・・いいや直島でありました。
これが夏の思い出。
昨日の台風で吹き飛んでしまった夏の幻影。
夏の幻影だったのだろうか?
多分息子も一生忘れまい。