ディア・ハンター
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ディア・ハンター
北海道の親愛なる(ディア)ハンター

食すための狩猟
ゲームでも遊びでもなく、凶暴でも猟奇的でもない。
ジビエ肉を流通している鷹の巣農林の川原さん。

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ジビエ(仏 gibier)とは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。主にフランス料理での用語。

本来はハンターが捕獲した完全に野生のもの(sauvage、ソバージュ)を指すが、供給が安定しない、また入手困難で高価になってしまうといった理由で、飼育してから一定期間野に放ったり、また生きたまま捕獲して餌付けしたものもドゥミ・ソバージュ(demi sauvage、半野生)と呼び、ジビエとして流通している。

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上士幌から車で1時間強、釧路方面へ走り
白糠町へ入ると、国道沿いにもちらほらと鹿の姿を見かける様になります。
同行したフィルドの齋藤さんは車で鹿と激突し、修理代80万(保険で賄う)。
フロントガラス突き抜けてきたら人命にも関わる。笑い事ではないのです。

でもだからってハンティングをする訳ではない。
それは環境問題としての側面で。
普通に、産業としてのハンティング。ジビエ。
川原さんの鹿肉は、日本中のフレンチのシェフが順番をまっている。
それだけ弾丸の当たる位置や処理の方法に最善の気を使っている。

上の写真は、車が止まる気配を感じた鹿が逃げて行く様子。
立派な角を従えた、それは大きな鹿でした。
しかしそこまで大きくなるという事は、この自然界を生き抜いてきた証拠。

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人間が自然界の王だとは言わないが、
この機会に
我々が何の上に成り立ち、何を犠牲にしているのか
しっかりと認識することが必要ではないでしょうか?

自然界のバンビちゃんは「撃たないで」って目をうるうるさせないし。
自然界のフリッパーは定置網を食い破って自由に泳ぎ回る。

そこにはいろいろな価値観が交錯しますが、
物事を一面だけでとらえる事は非常に危険だという事。

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何が正しいか?
ということより、自分がどう感じたか?
それに尽きるのかなと思いました。


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ハンターの川原さん親子。物腰穏やかですてきな親子です。


もちろん撃った鹿は食べた。しっかりと。
そしてそれは、私の血となり肉となる。