東京ジョー
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横須賀に「東京ジョー」と呼ばれる男がいます。

TOKYO JOE

ローリングストーンズが初来日した1990年から、
キース・リチャーズに自分の音楽のテープとメッセージを送り続け、
ひたすら街角でプレイを続けていた。

その次の来日の時も、その次の来日の時も・・・

そんな彼のサウンドはツアーのスタッフ達の話題になりいつしか「TOKYO JOE」と
呼ばれる様になった。

あるときキースのマネージャーがその街角のプレイを見にきた。
キースが会いたいと言っている。キースに会えるかもしれない。
しかしそのときは、ホテルまで行ったが結局会えなかったが、
それでもジョーはプレイを続けていた。

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2006年の来日の際、キースのマネージャーから連絡が来た。
東京ドームに来いと。
半信半疑でジョーは東京ドームに行った。
そのときに通訳として私の友人のHIROSHIがいっしょに行った。

だけど、当然であるがバックステージパスがある訳でなく、
東京ドームに関係者として入り込むのは非常に困難を要した。
しかし結局潜り込むことが出来た。

バックステージでは美女と有名人達がシャンパンを空けてパーティーをしていた。
もうこれで十分とそのとき思ったと、HIROSHIは後になってそう語っている。
だけど、そこへふらっとキースのマネージャーがやってきて・・・
(この後の話は2時間くらい必要。ちなみにこの話の全容は8時間くらい必要)
こんな嘘みたいな本当の話。

結局、0(ZERO)からキースに認められて、東京ドームで会ってHUGしてきた男。
そんな横須賀ドリームを地でいく男。ドブ板界隈ではみんなに「ジョー」さんと呼ばれ慕われている。だけどおごる事なく、もの静かな男。

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そんなジョーさんと、私の兄のようなMURAさんと、同級生IWATAくんがドブ板近くのそりゃまたディープなエリアにあるライブバーでステージをやりました。
ギター2本とドラムというシンプルな編成。

IWATAくんは横須賀の天才ギターリストです。なぜギターのアップかというと、このギター「ファイヤーバード」はもともと私のギターでしたが、IWATA君がアームを付けて改造して使っています。天才が引くとこうも違う音が出るものだと関心しました。

今日、持って行けばと言われましたが、いいえいいえギターの幸せを考えると・・・
もし、いつか今日いっしょに行った息子が弾きたいと言ったら引き取りに行きます。

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未だに米軍の街。毎晩お祭り騒ぎの街に、静かなロックンロール。
熱く、静かな情熱。

40歳からの・・って言いかけたけどやめましょう。
年齢を超えた普遍的な「何か」を感じながら

東京ジョーの様に。