ビッグシェフ
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ビッグシェフといえば今やドレッシングで有名だが、
小田急百貨店藤沢店の上にはビッグシェフのレストランがある。
パスタやグラタンもあるが、いわゆるイタリアンではなく
昔ながらの洋食屋さんである。
今日そこで、かみさんと息子と晩ご飯を食べた。
毎週土曜の夕方、息子がYAMAHAのドラム教室に通っているので、
それにかこつけて、よく外食をするのだ。

ここで息子は決まってハンバーグピラフという、焼けた鉄のフライパンの上に乗ってくる
ハンバーグとピラフのコンビプレートを頼む。
このハンバーグとピラフが美味い!
ハンバーグは、デミグラソースに牛肉多めの
昔ながらのレストランのハンバーグの味がする。
ピラフはきちんとピラフになっている。(いわゆる焼き飯ではない)
コーンとグリンピースが入っているが、冷凍のミックスベジタブルのようなものではない。
それが熱々のフライパンの上に両方乗っかってくるのだ。

見た目は、今時のファミレスのメニューと変わらないが、味が全く異なる。
昔の外食のレストランの味とは、こういったものだったのではないか?

実はこのハンバーグピラフ、私が子供の頃にも
このデパートで食べた記憶がある。そして私はそれが大好きだった。
30年以上前の話である。

もし本当にそうだとしたら凄い!
普遍的な味な。
これをぜひ息子に記憶しておいて欲しい。
なぜなら私は記憶していた。30年前の味を。
そして普遍的であるものの価値を知って欲しいと思った。

ちなみにこのお店の、ボンゴレビアンコがまた美味い。
アサリがうまいのだ。
冬にはカキフライが美味い。
厚岸の大きな牡蠣を取り寄せて使っている。

たとえば都内や横浜でここより美味しい洋食屋は無いことは無い。
でも、地元のデパートの上で30年間変わらないのって凄いな。
あと30年変わらないでいて欲しいな・・・。

(写真は昼間ビッグシェフの窓側席から藤沢駅を臨む)