微熱少年
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今日、タミフルを飲みました。
そうです、インフルエンザです。
微熱少年ならぬ、高熱中年です。
しかしかなりの発熱と、節々が痛みが激しくて辛いです。
手の指の関節や頭の骨までも痛むとはなかなかのものですね。
実は私、インフルエンザって生まれて初めてかも知れない。
というのも同居の母に聞いてみたら、覚えて無いそうです。
記憶に無く、記録に無い。

しかし、実は完全にインフルエンザが確定したわけではないのです。
今日行ったお医者様で、検査の結果は陰性だったのですが、
まだ時間が経ってないので検査には出ないが、症状は完全にインフルエンザで
流行っているので、多分インフルエンザでしょう。
だからタミフルを飲んでおきなさい。とのことでした。
明日の朝もう一回検査に行ってきます。
それでまた陰性だったらちょっと恥ずかしい。
インフルエンザ気分だけの夜ですね。

しかし、ああ天井の傾斜がゆらゆら揺れて回転しはじめた。
ベランダから見る星空。今日は一段ときれいです。
「ほらね 嘘じゃないだろう 
路面電車は浮かんでいくよ 銀河へと」
松本隆の最高傑作です。


微熱少年−鈴木茂

作詞 松本隆 作曲/編曲 鈴木茂 アルバム「Band Wagon」より

俄か雨降る午後に 体温計を挟み
天井の木目 ゆらゆらと揺れて 溶けだした

窓のガラスを叩く 野球帽子の少年の
ビー玉を石で砕いては空に撒き散らす

ほらね 嘘じゃないだろう 
路面電車は浮かんでいくよ 銀河へと

遠い電車の響き 路地から路地に伝染り
目覚めれば誰もいない部屋 夜が忍び寄る

ほらね 嘘じゃないだろう 
路面電車は浮かんでいくよ 銀河へと