April 22.2010
遠い渚
渚。水際。波打ち際。
the beach
the water's edge
「遠い渚」とは物理的な距離でもあり感覚的なものでもある。
たとえば時間であったり、気持ち的なものであったり。
私にとっては遠い渚は、昔学校帰りに裸足でみんなで歩いたあの波打ち際。
誰かが必ず境界を越えて海に浸かる。勢い余ってみんなで浸かることもある。
あの遠い記憶の輪郭は薄れて行っても、裸足で歩いた足の裏の感覚は忘れない。
絶対的に無力で、だけど絶対的に信じていた。
何を?
何かを。
そんなものを具体的に説明できた事は無い。
さて、なんかおかしいぞ最近の俺。
だけど2010年4月17日午前10時の鵠沼海岸の波打ち際に
ものすごくインスパイアされてしまったわけで。(ここだけ純の語り口調)
ノスタルジックなものではなく、すごく前向きな力をもらった。
カメラのシャッター押すの一枚一枚が楽しくてワクワクした。
だって全てがキラキラしている。この世のすべてが。
大丈夫か俺?
いやいや、それは太陽がまぶしいせいだけじゃなく・・
そんな事って日常生活の中ではそう多くはないよね。
だからこの感覚をものすごく大切にしたいなと思ったんです。
今もこれからもずっと。
なんて、結局はいい写真が撮れて浮かれてるだけなんだけど
目で見たまんまの「感覚」が写真になるから病み付きになってしまう。
写真楽しい。おもしろい。