遠い渚
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渚。水際。波打ち際。

the beach
the water's edge

「遠い渚」とは物理的な距離でもあり感覚的なものでもある。
たとえば時間であったり、気持ち的なものであったり。

私にとっては遠い渚は、昔学校帰りに裸足でみんなで歩いたあの波打ち際。
誰かが必ず境界を越えて海に浸かる。勢い余ってみんなで浸かることもある。

あの遠い記憶の輪郭は薄れて行っても、裸足で歩いた足の裏の感覚は忘れない。
絶対的に無力で、だけど絶対的に信じていた。

何を?
何かを。

そんなものを具体的に説明できた事は無い。

さて、なんかおかしいぞ最近の俺。
だけど2010年4月17日午前10時の鵠沼海岸の波打ち際に
ものすごくインスパイアされてしまったわけで。(ここだけ純の語り口調)

ノスタルジックなものではなく、すごく前向きな力をもらった。
カメラのシャッター押すの一枚一枚が楽しくてワクワクした。
だって全てがキラキラしている。この世のすべてが。
大丈夫か俺?
いやいや、それは太陽がまぶしいせいだけじゃなく・・

そんな事って日常生活の中ではそう多くはないよね。
だからこの感覚をものすごく大切にしたいなと思ったんです。
今もこれからもずっと。

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なんて、結局はいい写真が撮れて浮かれてるだけなんだけど
目で見たまんまの「感覚」が写真になるから病み付きになってしまう。
写真楽しい。おもしろい。