風の向きによって方角が決まるので
とりあえずみんなでそっち方面に車で追いかけます。
熱気球は上空から着陸できそうな場所を探してそこに着陸します。
そもそも町の周辺は着陸できそうな場所がほとんどなのですが、
牧場があったり、電線があったり、道路からの距離も関係します。
写真の様に雪原の真ん中に着地したら、次に乗るメンバーは
一生懸命雪の中を歩いて行きます。
幸い新雪ではなく固めの雪だったのでなんとか歩けましたが
たまにズボっと雪にはまりそうになります。
上士幌高校熱気球部の部員は、こうやって気球までガスボンベを運びます。
熱気球部の部員には野球部の部員もいて、野球少年の息子がいろいろ話をしました。
今年で廃部になってしまうと聞いて残念です。
「やればできる!」のスローガンはどこへ行ってしまうのでしょうか?
飛び立つというよりは、浮かび上がる熱気球。
一度乗ったら病み付きになるこの感覚。
世界のすべてを見渡したい衝動に駆られる。
ここから炎がブオっと出てくる。
なので、ゴンドラの中は結構暖かい
というか頭が熱い。
空の上からハローハロー
上士幌のみなさん。ハローハロー。
気球のシルエット見えますか?
このままあの山の向こう側まで行ってみたい。
僕らの希望を乗せて熱気球は飛んで行く。