ブレている
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ブレている。
って、面接に来た方を評すときによく使う言葉ですが、

よくよく考えてみたら、昔から自分なんてブレてブレてブレまくり。
ブレすぎちゃって、グルングルン回転している感じ。

20代のしかも前半の人に、ブレている、という評価をすること自体
今回の求人のコンセプトの軸がブレまくり。

即戦力でしょ、即戦力でしょ、即戦力でしょ。
でも即戦力って何?
(小さくまとまるなよ)

直感、直感、直感。
でもその直感って正しいの?

「仕事をきちんとまわすことが優先だ」という意見もあるし、
「この人、生産性無くて未知数だけど自分の給料半分あげてもいいよ」というものすごい意見もある。

なぜそんなにブレまくっているのかというと、
募集開始当初、我々の求めていた「デザイナー」からの応募がなく、
「企画系」への応募が殺到してしまった。

そこで、勘違いしてしまった。あせっちゃったね。
「生産性のある人材を見極めなきゃ」って

というのも、人間よくある(!?)反動の心理だったのかな?
そこで応募してくださった皆さんが、どんな思いで、仕事に、我々の会社に
何を求めて応募してくるのか
という一番大事な物を見失ってしまった。

それくらい、強い「想い」の波が打ち寄せて来て
完全に感化されてしまった。それを自覚した。明確に。
だから、反動が来てしまった。

そんな感じにブレてしまった。ブレブレだね。

これは、この先ずっと私たちの課題です。
「想い」の数々をきちんと消化することが出来ないのであれば、
求人なんてするな。自分への言葉です。

そんなことを考えながら今週みなさんに不採用通知を送っていました。
皆さんに非があったのではなく、私たちが不十分だった。


「一緒にしあわせになりたい人材」
スタッフが、自分の給料を半分あげていいと言った人は、
ぼくも自分の報酬カットしてでもなんとかできないかなって思った人。

こんなことブログに書くこと自体、ブレブレなんだけど。
決めた。