沢木耕太郎に言いたい
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不意に、ブログにいただいたコメントにインスパイアされることがあります。
函館>>はっぴいえんど>>ロスト・イン・トランスレーション
そう来たか!
ちょっとびっくりで、かなり納得。
改めてしっかり見たくてDVD買ってしまいました。

昔、沢木耕太郎が朝日新聞で酷評をしていて、
というか、郷に入れば郷に従う。それが人間のコミュニケーションという物だ!
と、彼は嫌いじゃないし、もっともな考えなのですが、欧米人の上から目線が気に入らないとか、彼の世代特有(?)の自分の論理に
全てを当てはめようとする強引さがどうかな?って思ってもいました。

私自身この映画は、不快ではないし、むしろ東京の街に対する距離感は
共感できる部分が多い。
いまだに、私もロスト・イン・トランスレーションだって思うし。
でも何よりこの映画の主題は、そこじゃないでしょ!って
沢木耕太郎に言いたい。
あなたには理解できない、洗練されたディスコミュニケーションの形もあるんだよ。